中日観光大連ハイレベルフォーラムで、伊万里市の観光をPRするとともに、新たな協力関係を呼びかける塚部芳和市長(右から2人目)=中国・大連市のフラマホテル

 中国・大連市を訪問中の塚部芳和伊万里市長は22日、遼寧省旅遊局主催の「中日観光大連ハイレベルフォーラム」に参加し、伊万里市の観光をPRするとともに、相互に訪問する良好な関係の構築で新時代に向けた両国の観光連携を進めることを確認した。

 同フォーラムは日中両国の旅行会社や官公庁、観光関連団体が参加。大連市内のホテルで開かれた開幕式では、日中両国の約300人が集まった。

 地方都市同士の連携をテーマに開かれた市長円卓会議には、日本からは伊万里市のほか、姉妹都市の京都府舞鶴市や福岡県北九州市の両市が参加。舞鶴市の多々見良三市長はクルーズ船入港や広域連携により5年間で観光客100万人増を達成したことに触れ、「地方都市同士が情報発信で連携することでより大きな効果を生み出せる」と強調。塚部市長は、西九州自動車道の延伸や肥前窯業圏の日本遺産登録に触れ、福岡や長崎を結ぶ中間点としての地の利を生かす戦略の重要性を訴えた。廬林大連副市長は「競争ではなく協力という新しいモデルで観光振興を考えたい」と総括した。

 観光交流パネルディスカッションにも塚部市長は登壇し、修学旅行やスポーツ交流など、都市間の友好関係を基調とした観光戦略の重要性に触れ、「おもてなしの心を磨くとともに、大連市をはじめ関係機関の指導のもと、相互に訪問して発展的な未来を築きたい」と語った。

 市民訪問団は、西安観光をする一部を残して23日に帰国する。

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