個人6年生の部決勝 青木道場の吉田ももか(左)が切り返しで優勝を決める=唐津市体育の森公園相撲場

 JA杯第32回佐賀新聞学童オリンピック大会相撲競技(県相撲連盟・佐賀新聞社主催、JAグループ佐賀特別協賛)は16日、唐津市体育の森公園相撲場であり、団体は青木道場が決勝でからつクラブを下し、4年ぶり4度目の優勝を飾った。

 個人6年は吉田ももか(青木道場)が同種目初の女性チャンピオンに輝いた。同5年は佐伯徒和(同)、同4年は園田大空(同)が制した。

 開会式ではJA佐賀信連の冨永誠一郎監査室長、県相撲連盟の鶴岩己副会長、佐賀新聞社の名古屋竜磨事業部次長が「最後まで諦めず、応援の家族や友達に感動を与えてほしい」とあいさつ。からつクの小柳宏友主将が「相撲ができることに感謝して正々堂々戦い抜く」と宣誓した。

 団体の上位2チームと小学1~3年の個人上位4人は、9月に鹿児島県である全九州わんぱく相撲選手権の出場権を獲得。4~6年の個人上位4人は同時開催の全日本小学生相撲優勝大会九州ブロック予選に出場する。

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 【団体】予選(3戦) 3勝 からつク14点、青木道場13点、鎮西ク12点、佐賀市クA11点▽2勝 佐志ク8点▽1勝 北方ク、神埼市ク、浜玉ク6点▽3敗 佐賀市クB5点

 ▽決勝トーナメント1回戦 からつク3-2浜玉ク、佐賀市クA3-2佐志ク、鎮西ク5-0北方ク、青木道場5-0神埼市ク▽同準決勝 からつク5-0佐賀市クA、青木道場3-2鎮西ク

 ▽決勝

青木道場  3-2 からつク

○園 田 おしだし  楢崎瑛

○梅 山 おしたおし 古 川

○佐 伯 つきだし  片 峰

 山 下 よりきり  小 柳○

 吉 田 こてなげ  楢崎悠○

 【個人】1年準決勝 杉山(青木道場)=おしたおし=東島(北方ク)、谷河(佐志ク)=そとがけ=佐藤(神埼市ク)

 ▽同決勝

谷河莉音 あしとり  杉山奨真

 ▽2年準決勝 原口(北方ク)=きりかえし=泉(からつク)、田中(佐志ク)=つきおとし=波多(西唐津ク)

 ▽同決勝

田中康太 つきおとし 原口 舵

 ▽3年準決勝 北方(佐志ク)=ひきおとし=元村(北方ク)、井手(北方ク)=おしだし=住吉(佐志ク)

 ▽同決勝

北方慧次 おしだし  井手捺貴

 ▽4年準決勝 園田(青木道場)=おしだし=楢崎(からつク)、古川(からつク)=おしだし=中田(中田道場)

 ▽同決勝

園田大空 きりかえし 古川 裕

 ▽5年準決勝 佐伯(青木道場)=よりきり=平井(神埼市ク)、前川(鎮西ク)=したてだしなげ=田中(玉島小)

 ▽同決勝

佐伯徒和 おしだし  前川卓斗

 ▽6年準決勝 楢崎(からつク)=したてなげ=古賀(佐賀市ク)、吉田(青木道場)=よりたおし=小柳(からつク)

 ▽同決勝

吉田ももか きりかえし 楢崎悠生

■「ももか主将を九州大会に」 青木道場下級生が奮起

 ○…優勝候補同士が激突した団体決勝は、青木道場が先鋒から3連勝でからつクを下し、4年ぶりの栄冠に輝いた。からつクには5日の唐津市長旗で敗れていただけに、青木稔監督は「悔しさから稽古に励み、いい相撲を取ることができた」と選手の奮闘を褒めた。

 予選1回戦から、2-2で大将戦を迎える苦しい展開だった。全国女子大会で優勝経験がある6年の吉田ももか主将は「やばいと思ったけど、一番気合を入れていたので負けるわけにはいかなかった」。得意の出し投げでピンチをしのぎ、チームは波に乗った。

 からつクとの決勝は、園田大空(4年)、梅山倖成(5年)、佐伯徒和(5年)の3人がいずれも一歩も引かず速攻で勝負をつけた。女子は個人戦で九州大会に進めないため、佐伯ら下級生の「団体戦でももかちゃんを九州大会に連れて行きたい」という強い思いがたぐり寄せた優勝。大将戦で敗れた吉田は「団体優勝できて良かった。仲間の大切さをあらためて思う」と涙ぐんだ。

 個人6年決勝では団体決勝と同じ相手に土をつけ雪辱を果たした吉田。女子初の優勝と知り、「すごい」と終始笑顔だった。

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