■県委託、翌朝8時まで

 佐賀県は佐賀大医学部附属病院の協力を得て実施している「小児救急医療電話相談(♯8000)」の相談時間を延長する。これまで午後7時から同11時までだったが、6月1日から午後11時から翌朝8時までの深夜時間帯も民間事業者に委託して対応する。

 新たに設ける深夜時間帯は、医療システムやデータ分析を手掛ける「法研」(東京)に委託し、医師や看護師が相談に乗る。

 電話相談は、2004年度にスタートした。子どもの夜間のけがや救急時、受診の要否に迷う保護者の相談を受け、助言している。12年度が1864件、14年度が2535件、16年度が3211件と年々増加している。

 県医務課によると深夜時間帯、重症かどうか判断に迷い、保護者が119番にかけるケースが増えているという。九州各県で夜間を通して相談を受け付ける動きが広がり、佐賀県でも延長を決めた。

 県医務課の担当者は「子育て中の保護者が夜間、不安を抱えたまま孤立するケースも多い」とし、「相談時間の拡充を知ってもらい、判断に迷う場合は活用してほしい」と話す。

このエントリーをはてなブックマークに追加