有明海再生をテーマにしたシンポジウムが22日午後1時半から、佐賀市中の小路の県弁護士会館で開かれる。国営諫早湾干拓事業の潮受け堤防閉め切りから約20年がたち、底生生物の生息実態や海況の長期変化について研究者が報告する。パネル討論では、再生策を審議する国の評価委員を務める研究者も交えて枯渇しつつある魚介類などの資源を取り戻す方策を探る。

 シンポジウムは、諫早湾開門研究者会議と有明海漁民・市民ネットワークが主催。再生案を審議する国の諮問機関「有明海・八代海総合調査評価委員会」は第2回報告を本年度中に取りまとめる予定で、近くパブリックコメント(意見公募)も始まる。広く市民に問題への理解を深めてもらおうと企画した。

 東幹夫長崎大学名誉教授と、評価委員で佐賀大学低平地沿岸海域研究センターの速水祐一准教授が基調講演する。パネル討論では評価委の報告案の議論状況を踏まえ、研究者が今後の調査研究の課題を語る。

 参加無料。問い合わせは有明海漁民・市民ネットワーク東京事務局、電話03(3986)6490へ。

このエントリーをはてなブックマークに追加