有田町の?の博記念堂前に立つ岡本太郎の遺作となった「花炎」

 有田町で開かれた世界※炎の博覧会(1996年)のシンボルモニュメント「花炎」を制作した芸術家の岡本太郎(1911~96年)の活動を紹介する「TARO Fes」(タロフェス)が24日から29日まで、同町黒川の※炎の博記念堂で開かれる。作品のパネル展示などで、国境やジャンルを超えて活躍した前衛芸術のパイオニアの軌跡に触れる。

 「花炎」は岡本太郎の遺作。炎をイメージした高さ7メートルのブロンズ製の本体を、直径約2メートルの色とりどりな有田焼の花6輪が取り囲む。※炎の博の有田地区会場跡で、同記念堂がある歴史と文化の森公園に立つ。

 「TARO Fes」は「花炎」設置20年を記念し、岡本太郎の作品世界を知り、遺作を大切に思ってもらおうと同記念堂などでつくる実行委員会が企画した。岡本が1970年の大阪万国博覧会でテーマ展プロデューサーとして制作した太陽の塔の顔出しパネルと、「芸術は爆発だ」など芸術を語った名言や立体・絵画作品のパネルを展示。町内の小学生らが作った絵本も並べる。

 28、29日には有田工高生や佐賀大生が指導する紙芝居と絵本制作ワークショップ(両日とも午前10時と午後1時から、各回とも定員先着10人)を開催。29日午後2時からは、町内のリコーダーチームとリコーダー奏者の濱田芳通(よしみち)さんのミニコンサートもある。問い合わせは※炎の博記念堂、電話0955(46)5010。

※の炎は品の口がそれぞれ火

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