発足式では、法人化した集落営農組織で連帯し、地域農業や農地を守るアイデアを出し合うことを確認した=佐賀市のグランデはがくれ

 法人化した集落営農組織で連帯を深めようと、「佐賀市農業法人連絡協議会」が発足した。合同研修会や情報交換で連携し、地域農業や農地を守るアイデアを結集・共有していく。

 市内であった設立総会には、17法人から約50人が参加。同協議会代表に就任した南川副西部農事組合法人の小森辰己代表理事は「経理・共済などの事務手続きや新たな担い手確保など、互いに手を携え、経営能力を高めて地域を守っていく努力をしたい」とあいさつした。

 記念講演では、佐賀大学大学院農学研究科の内海修一特任教授が、地域農業の発展に集落営農法人が果たす役割について解説。担い手減少や市場競争原理の加速を念頭に、「個々の農家の努力だけでは地域農業や地域社会を維持することは困難」と指摘した。

 また、法人化を機に経営の多角化や、老人会・婦人会といった地域組織も参画した組織運営を検討する必要性を強調。「若い人がチャレンジする場として受け入れることも考えながら、地域農業に責任を持てる人材を育てて」と訴えた。

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