台湾の親日実業家、蔡焜燦氏死去

 【台北共同】台湾で日本統治時代に生まれ、親日派で知られる実業家、蔡焜燦氏が17日朝、老衰のため台北市内の自宅で死去した。90歳。親族が明らかにした。司馬遼太郎さんの著書「街道をゆく 台湾紀行」で案内役を務め「老台北(ラオタイペイ)」と紹介されたことがきっかけで日本でも有名となった。

 1927年、現在の台中市で生まれ、日本語で教育を受けた。旧日本陸軍に志願し、日本で終戦を迎えた。

 台湾に戻った後は、体育教師のほか、船舶会社代理店の営業マン、電子機器会社を創立し、長年会長を務めた。台湾の日本語世代を代表する人物の一人だった。

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