珠算十段の快挙を達成した永井さん=佐賀市の佐賀新聞文化センター

 昨年7月末に行われた全国珠算教育連盟の検定試験で、佐賀大学経済学部4年の永井祐貴さん(21)が最高位の珠算十段に合格した。中学3年時に珠算の九段に合格するも「十段の壁」に阻まれてきた永井さん。30回を超える挑戦の末の合格に「何が何でも取ろうという意地があった」と喜んだ。県内では2人目の快挙だった。

 「そろばん塾に通っていた友達と遊びたくて」と7歳のころ始めた。「初めて褒められたのがそろばんだった」と話す永井さんは、平均して1日3~4時間の練習でめきめきと力をつけた。高校生のころは1日12時間の猛特訓もしたという。

 十段の快挙に「ほっとしたような感覚。証書をもらって実感できた」と振り返る。佐賀新聞文化センターそろばん塾で講師を務める永井さんは「2、3回落ちたくらいで落ち込まないで。不合格で終わりではなくやめたら終わり」と受講生へもエールを送る。

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