下水汚泥肥料で育てた野菜を買い求める客=佐賀市のイオンモール佐賀大和

■佐賀市、下水道の有効活用PR

 佐賀市大和町のイオンモール佐賀大和は22日まで、下水汚泥肥料で育てた農産物を販売している。下水道由来の肥料や処理水を利用して育てた野菜やノリなど約20品目の農産物と海産物が並び、肥料1キロ300袋を無料で配るなどして、下水道の有効活用をPRしている。

 佐賀市は下水処理でできた処理水を農業や漁業に活用する取り組みを進めている。生産者向け勉強会や口コミを通して県内外にまで評判が広まり、昨年度は生産した肥料1600トンを10キロ20円で販売し、完売した。

 市水道局の橋本翼さんは「生産物の味や成分分析結果も良く、生産者からの評価は高い。消費者にも生産物の質の高さを知ってもらい、下水から作った肥料のイメージをよくしたい」と話す。

 トマトや里芋を買い求めていた同市の女性は「固くて立派なトマト。食べるのが楽しみ」と話していた。

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