旧富士小跡の活用について意見を出し合う参加者たち=佐賀市富士町のフォレスタふじ

■佐賀市「合宿施設に」

 住民「成功すれば活気出る」「管理や資金大丈夫か」

 富士町の旧富士小跡の活用策について考える意見交換会がこのほど、同町のフォレスタふじであった。地元住民を中心に約50人が参加し、町の将来を想像しながら、「成功すれば活気づく」「地元の人が集える場所がいい」など率直に語り合った。2月中旬に2回目を開き、集約した意見を佐賀市に伝える。

 旧富士小跡は、市がスポーツ合宿施設に改修する案をまとめ、地元への説明を続けている。説明を受けた住民の中に、佐賀市案に疑問を持つ人がいたことから、20~30代の住民らでつくる「古湯おさんぽ市実行委員会」が住民の意見を市に伝えようと会を主催した。

 福岡市の魅力向上を目指して活動するNPO法人「福岡テンジン大学」の岩永真一さん(35)が進行役を務めた。「佐賀市案が理想通りに進み、観光客が1万人増えたら、町はどう変わるか」「成功させるには何が必要か」「自分はどんな跡地活用を望むか」などの質問に参加者が数人の班をつくって意見を出し合った。

 参加者からは、成功すれば「飲食店が増える」「道路が混雑する」「雇用が生まれ、若い人が戻ってくる」などの意見が出た。スポーツ合宿として成功させるには、トレーニング施設や運動施設、栄養管理された食事が必要などの意見や、資金的に整備が可能なのかという疑問も上がり、地元の人が集える場所としての整備を求める意見もあった。

 会を企画した門脇恵さんは「予想以上の参加者があって良かった。町がどうなるのか、関心を持つことが大切だと思う。市から再度説明を聞いた後に再び会を開き、意見を集約して市に伝えたい」と話した。

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