中国・大連市との友好交流30周年を記念して現地を訪れた伊万里市民訪問団。各人が相互理解を深め、新たな時代に向けた連携への手応えをつかんで帰国した=中国・大連市の現代博物館

■交流深化へ手応え

 友好交流都市30周年を記念して中国・大連市を訪れていた市民訪問団は23日、4日間の日程を終えて帰国した。長年にわたって築いてきた強固な絆を確認するとともに、次世代に向けた交流の深化への手応えをつかんだ。

 元伊万里市国際交流室室長として大連からの公務研修生とともに働いた崎田洋一郎さん(66)=同市黒川町=は、今回の訪問を心待ちにしていた1人。「久しぶりに会った皆さんの子どもたちとも会い、温かい交流ができて良かった。今後は次の世代の両市友好の橋渡しをしたい」と感慨深く語った。

 観光ボランティアとして外国人観光客の案内役も務める石田恵子さん(57)=同市大坪町=は、大連の景観や食に感激し、「ぜひいらしたときは大川内山をはじめ伊万里を案内して差しあげたい」と友好関係の永続を願った。

 節目の今年は、7月に大連市から小学生を招くほか、卓球大会出場や中学生の大連市派遣など、青少年を中心とした交流事業が数多く予定されている。訪問団長の塚部芳和市長は「数多くの伊万里市民の訪問に大連市の皆さんも大変喜んでいただいて、実りの多い訪問だった」と総括した上で、「40年、50年と次に向けて今後は交流の輪を若い世代にも広げていきたい」と話した。

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