母校の西川登小の原口常博校長に寄贈するテントなどの目録を手渡す福田任さん(右)=武雄市の同校

 旧嬉野町議会議員を長年務めた福田任さん(89)=嬉野市=が、自身の母校の西川登小(武雄市、原口常博校長)に私財50万円を寄贈した。同校はテント1張りと式典長机、会議用のテーブルといすのセットを購入。「学校教育の振興、発展のために有効活用したい」と喜んでいる。

 福田さんは戦時下の1942年に同校の前身の西川登国民学校を卒業。鉄道省に就職して40年勤続し、町議会議員を35歳から6期24年を務め上げた。自身の叙勲受章と卒寿を記念して寄贈を決め、6月30日に同校を訪れて手渡した。

 福田さんは「うれしい人生を歩むことができたのも基礎教育のおかげ。戦争のさなかで軍事教練が多かったが、楽しい思い出もたくさんいただいた」と母校への思いを込め、原口校長は「卒業して70年以上にあるにも関わらず、母校を思っていただく気持ちがうれしい」と感謝した。

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