■自民議員団、8月提出で調整 

 佐賀空港への自衛隊新型輸送機オスプレイ配備計画を巡り、佐賀市議会(定数36、欠員2)の自民党市議団が、8月議会に計画を容認する決議案を提出する方向で調整していることが18日、分かった。佐賀県議会が「容認決議」を可決したことや、山口祥義知事が容認姿勢を鮮明にしたことなど、情勢の変化を踏まえた対応で、今後、文案の内容を慎重にまとめる。

 市議会の自民系3会派に所属する議員は20人。自民系がまとまれば過半数となるため、提出されれば可決される公算が大きい。複数の市議によると同日、自民市議団が会議を開き、計画を容認する決議案を提出する方向性を確認した。計画に反対する漁業者への配慮を盛り込むべきとする意見などが出たという。

 市議会はこれまで計画の賛否表明に消極的で、オスプレイ特別委員会でも賛否は示さないことを言明してきた。県議会が3日に決議を可決、13日に山口知事が定例会見で配備に前向きな発言をしたことなどに呼応し容認決議を求める動きが出てきた。市議の中には「山口知事が計画容認の発言をした以上、市議会としても計画支持を表明したい」との意見がある一方、「市民の賛否が割れており、地域の代表としては悩ましい面もある」との声もある。時間をかけて文案を調整する。

 10月に改選を控える市議会は8月25日開会予定で、会期中の提出を目指す。

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