海洋温度差発電の実用実証プラントのある沖縄県久米島町の子どもたちと交流する山代西小の子どもたち=伊万里市の佐賀大学海洋エネルギー研究センター伊万里サテライト

■ネット電話でふるさと自慢

 伊万里市山代町の山代西小(山口繁樹校長)の4~6年生18人は18日、町内で海洋温度差発電を研究する佐賀大学海洋エネルギー研究センター伊万里サテライトを訪れ、実用実証プラントがある沖縄県久米島町の子どもたちとインターネット回線を使用した会議システムで交流した。

 海洋温度差発電は、水面の温水で水よりも沸点の低いアンモニアや代替フロンを沸騰させて発生した蒸気でタービンを回し、水深600メートル以上の深層水で冷却して循環させる佐賀大学発祥のシステム。昨年7月に伊万里市と久米島町、佐賀大学の三者で結んだ連携協定の一環で交流が行われている。

 画面の向こうには久米島の発電プラントが映し出され、仲里小6年の23人と手を振ってお互いにふるさとを自慢した。副センター長の池上康之教授が発電の仕組みを解説し、「世界中の人から注目されている技術。双方のまちの子どもたちが一緒になって発展させてほしい」と呼び掛けた。

 山代西小6年の川久保成将君(11)は「地元でこんなにすごい研究をしているのを知って興味がわいた。久米島も山代と同じ海がきれいなところなので訪れてみたい」と話した。

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