準々決勝・佐賀北-早稲田佐賀 力投する佐賀北の中島拓朗=みどりの森県営球場

準々決勝・佐賀北-早稲田佐賀 2回裏早稲田佐賀2死一、三塁、1番小部純平の右翼線を破る2点三塁打で3-0とする=みどりの森県営球場

 ▽準々決勝(みどりの森県営球場)

佐賀北  000 000 000 0

早稲田佐賀030 000 00× 3

▽三塁打 小部(早)▽二塁打 古川(佐)

 早稲田佐賀は安在、森田の両左腕が好投。佐賀北を2安打に抑えて完封リレーした。

 早稲田佐賀は二回、2死から7番山本雄が左前打で出塁。敵失に乗じて三塁まで進み、鈴木の四球で一、三塁とすると、春日井の内野安打で1点を先取した。さらに小部の右翼線三塁打で2点を加えた。安在は投球のテンポがよく、森田は球威のある直球で抑えた。

 佐賀北は打線が沈黙。相手投手を攻略できず、五回以降は1本も安打が出なかった。

■2回に3失点、打線援護なく

 二回。簡単に2人を打ち取ったが、佐賀北の中島拓朗は「コースが少し甘い」と感じていた。3安打と四球で直後に3失点。三回以降、「自分の投球をするだけ」と気持ちを奮い立たせた。スコアボードに0を刻み続けたが、流れを引き戻すことはできなかった。

 塩田工との2回戦は3失点、致遠館との3回戦も4失点。どちらも仲間に助けられて逆転勝ちした。試合前、両試合で1安打だった4番の古川航輝と「次は2人で引っ張ろう」と声をかけ合った。

 佐賀北が全国制覇を果たした2007年は小学2年生。甲子園で最後まで諦めない選手たちの姿にあこがれたが、佐賀北で野球をする気はなかった。兄が佐賀北に負ける姿を見て「俺が倒す」と思っていた。

 ただ、自然と応援したくなる佐賀北の野球に引かれて入部。身長は160センチと小柄だが、度胸と制球力を買われ、1年生の時からマウンドに。昨秋の県大会は優勝したが、九州大会で鹿児島実に痛打を浴びた。冬場は必死に走り込み、この夏にかけていた。

 バッテリーを組む赤峰魁賢が言う。「一番信頼が置ける。拓朗と組めてよかった」

 第1シードで迎えた夏。「精神的にきついこともあったが、みんなに助けられた」。佐賀北の背番号1に最後まで涙はなかった。

 早稲田佐賀・小部純平(二回に右翼線を破る2点三塁打)冬場にしっかり振り込んだ成果。自慢のパワーが出せた。

早稲田佐賀3―0佐賀北

  佐賀北  打安点

(4) 野 田400

(7) 大 坪400

(9) 原 田410

(5) 古 川210

(2) 赤 峰300

(3) 兵 動200

 H3 鬼 丸200

(8) 高 岸200

(1) 中島拓100

 H  千 速100

 1  小野佑000

(6) 西 島200

 H  大 串100

 6  諸 富000

    計 2820

 振球犠盗失併残

 7411216

早稲田佐賀  打安点

(7) 小 部412

(9) 宇都宮410

(8) 河 本320

(5) 占 部400

(1) 安 在300

 1  森 田000

(2) 坂 元300

(3) 山本雄310

(6)4鈴 木210

(4) 春日井321

 6  権 藤000

    計 2983

 振球犠盗失併残

 3201224

投 手回 安振球

中島拓7 622

小野佑1 210

安 在6 252

森 田3 022

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