福岡市内の佐賀銀行支店に盗み目的とみられる男らが侵入した事件で、福岡地検は24日、建造物侵入罪で福岡市東区の服部龍二容疑者(35)を起訴した。捜査関係者によると、服部被告はヤミ金業者。窃盗罪などで起訴されている元行員吉田淳被告(42)に、金を貸していたとみられる。

 起訴状によると、服部被告は男らと共謀。昨年8月8日、同市東区の同行箱崎支店に、職員専用出入り口を解錠して侵入したとされる。

 この事件では、警報器が作動したこともあり窃盗被害は生じなかった。実行犯2人は、建造物侵入罪で実刑判決が確定している。

 昨年10月には同市城南区の同行干隈支店で、現金5430万円が盗まれる事件が発生。吉田被告は公判で、同支店での窃盗を否認した。検察側は、吉田被告が以前に数百万円の借金を抱えていたことを指摘した。

 福岡県警は、服部被告が金銭貸借を通じて吉田被告との関係を深め、双方の事件で主導的に関与した疑いがあるとみて調べている。【共同】

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