パッケージデザインを一新し、山口祥義知事(右から4人目)に報告するジェイエイビバレッジの森田隆弘社長(同2人目)ら関係者=県庁

 JAさがの子会社、ジェイエイビバレッジ佐賀(鹿島市、森田隆弘社長)は4月1日から、ペットボトル入り緑茶飲料のパッケージデザインを一新して販売する。伊万里焼の色鍋島様式の湯飲みを思わせる文様で、「うれしの茶」「甘くて旨(うま)い地元のお茶」と強調し、地域色を前面に押し出している。

 企業とデザインなどのクリエーティブ人材をマッチングして課題解決を支援する県の事業を活用。JAさがの金原壽秀組合長と森田社長、デザインを担当した武雄市の鷹巣翼さんら関係者が22日、山口祥義知事を県庁に訪ね、完成を報告した。一口飲んだ山口知事は「上等になった感じがするよ」と絶賛、職員に庁内会議や県外へのPRで積極的に利用するよう呼び掛けた。

 同社は500ミリリットル入り、280ミリリットル入り緑茶飲料の合計で年間100万本を生産。従来のパッケージは緑色が基調で、外観では他社製品との差別化が難しく、白地にして焼き物の質感を出した。抽出方法を変え、より甘みが引き立つようにしている。

 パッケージにはよく見ると、急須形のバルーンがあしらわれている。鷹巣さんは「見付けると人に教えたくなるはず。手に取って佐賀の話で盛り上がってほしい」と狙いを語る。森田社長は「佐賀県のイメージアップに貢献しながら、地元の茶の生産振興につなげていきたい」と話す。

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