子どもたちにグラブの芯でボールを捕るよう、熱く指導するプロ野球・広島の緒方孝市監督=鳥栖市民球場

■ポジション別に指導

 鳥栖市出身でプロ野球・広島東洋カープの緒方孝市監督(48)による野球教室「ベースボールクリニック」が21日、鳥栖市民球場であり、市内15チームから5、6年生119人が参加した。広島の九里亜蓮(くりあれん)投手や岩本貴裕外野手らコーチ・選手ら7人も講師役を務め、野球少年・少女たちは目を輝かせながら憧れの選手らからの教えを吸収していた。

 教室は緒方監督が現役時代から地元貢献のため続けている。投手、捕手、内野、外野とポジションごとに分かれて指導した。緒方監督はポジションごとに子どもたちの練習を見て回り「良い投げ方をしている」「名前は」などと気軽に声をかけていた。

 守備練習では、現役時代にゴールデングラブ賞を幾度も受賞した緒方監督がグラブの芯の位置をポンポンと叩いて示しながら、「ボールをこの芯で捕れば、はじいたりしない」「すぐにはできないが意識して繰り返すことで必ずできるようになる」と、子どもたちの顔を1人ずつ見つめながら語りかけるように指導していた。

 植田幸弘1軍バッテリーコーチから指導を受けた捕手で5年生の山本晃輝君(11)は「足の親指に力を入れて、がに股で座るように教えてもらった」などと声を弾ませていた。

 スタンドからは4年生以下の選手たちも練習を見守り「来年は自分たちも教えてもらえるのでとても楽しみ。ぜひ日本一になれるよう応援したい」と話していた。

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