大会後、出場者に自己評価などを聞いた。抜粋して紹介する。

■「精一杯できた」

 熊本地震での障がい者の被災をテーマに発表した伊万里特別支援学校3年の富永瑠美さん(18)は、「練習してきた中で本番が一番うまくできた」と自信を見せる一方、佐賀農業高は本番に限ってパソコン(PC)の動作が遅くなり、思ったような発表にならなかったと悔やんだ。

 「会場全体を見られなかった」(塩田工業高)など、それぞれ反省はあっても、「自分なりに精いっぱいできた」(盲学校、井上倫久さん)と、全体的に練習の成果を出し切ったという感想が多かった。

■「地道な素材集め」

 売れる曲の特長を分析した小城高2年の中島小次郎さん(16)は、約500曲のデータ収集だけでなく、景気と曲調の関連を調べるため、1曲ごとに長調と短調を調べたと苦労をにじませた。

 養鶏で学校の独自ブランド「炎どり」を生産した伊万里農林高は、納品先の店員やお客さんの写真などを使って商品をPRしたが、被写体となった人の著作権や肖像権を侵害しないように許可を取るなど細やかに配慮した。

■「他校に刺激受け」

 佐賀西高2年の橋口尚実さん(17)は、「各校がそこでしかできないことを行い、内容がすごいと思った」と刺激を受けた。「皆さんが表情豊かに発表していて、自分たちの表現力のなさが分かった」と、鳥栖商高・新商品開発班。客席と向かい合って発表した橋口さんや鳥栖商高のプレゼンを見て、「原稿に捉われすぎず、観客の反応を見ながら話す技術も必要と感じた」(牛津高)など、他の出演者から学んだことを今後に生かしたいと各校が意欲的だった。

 昨年も出場した伊万里特別支援学校の富永さんは、「去年以上にレベルが上がり、どの発表も素晴らしかった」と全体を振り返った。

■出場校(50音順)

・伊万里特別支援学校

・伊万里農林

・牛津

・小城

・県立盲学校

・佐賀西

・佐賀農業

・塩田工業

・鳥栖商業

(VR班・新商品開発班)

=高校生ICT利活用プレゼンテーション大会=

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