100回記念大賞に選ばれた諸井謙司さんの「夢水の試み」

諸井謙司さん

■100回記念 県立美術館で26日開幕

 今年で100回を迎える佐賀美術協会(先崎民憲理事長)の佐賀美術協会展の入賞・入選者が決まった。節目を記念して設けられた100回記念大賞に、彫塑部門の諸井謙司さん(29)=佐賀市=の「夢水の試み」が選ばれた。諸井さんらの作品は26日から佐賀市の県立美術館・博物館で開かれる100回記念展で展示する。24面に入賞・入選者名簿 

 各部門最高賞の美術協会賞は、洋画が古川秀明さん(37)=佐賀市=の「纏う」、日本画は石崎吉枝さん(68)=武雄市=の「白牡丹 羽音に崩る 見つめおり」、工芸は佐賀大学4年生の藤田香奈子さん(22)=佐賀市=の「思案」が選出された。100回記念大賞は各部門最高賞4作品から全審査員が投票で選んだ。

 同展は1914(大正3)年に始まった全国的にも例のない伝統ある地方美術展。一般公募の部は若手の登竜門の役割を担っている。洋画、日本画、彫塑、工芸の4部門に今年は昨年より30点多い、209点の応募があり、141点が入賞・入選した。

 100回記念展は、26日から6月11日まで一般公募の入賞・入選作と、県美術界の第一線で活躍する会員、会友の作品194点を展示する。昨年まで50号までに制限されていた会員の作品も、今年は100号までとなり迫力の展観が披露される。

 100回大賞、美術協会賞の受賞作品やインタビュー、審査評の詳報は、30日付の県内文化面に掲載する。

このエントリーをはてなブックマークに追加