「家庭を大切に、効率の良い働き方が地域に浸透していけば」と話す中谷正一支店長と長野明日美さん=佐賀市の日本政策金融公庫佐賀支店

 日本政策金融公庫佐賀支店など九州に拠点を置く同公庫の全17支店が、子育てや介護と仕事を両立できるよう配慮する上司(イクボス)を増やす企業ネットワーク「九州イクボス企業同盟」に加盟した。九州の金融機関では初めてという。

 佐賀支店は先月福岡市で行われた加盟式で「イクボス宣言」を宣誓。週2日のノー残業デーを設け、月1回の有給休暇取得を促している。午後5時10分の終業時間以降に来客がない場合は管理職がビルを施錠し、全職員43人が帰宅している。

 「取り組みの前までは休暇を申請しづらい雰囲気があったが、仕事と家庭の両立は時代の要請でもある。育児に携わることが少なかった自身への反省もある」と中谷正一支店長(53)。率先して休暇を取得するなど休みを取りやすい雰囲気づくりに努め、「働き方改革」を実践する。加盟に向けて働き掛けを続けてきた同公庫九州ブロック女性活躍推進担当の長野明日美さん(28)は「就業時間を守ることで仕事の効率も上がる。地域のロールモデルになれば」と話す。

このエントリーをはてなブックマークに追加