鳥栖-横浜M 後半31分、鳥栖FW富山がヘディングで同点ゴールを決める=鳥栖市のベストアメニティスタジアム

 JリーグのYBCルヴァン・カップ1次リーグ第6節は24日、鳥栖市のベストアメニティスタジアムなどで6試合があり、B組のサガン鳥栖は横浜F・マリノスに1-2で敗れた。鳥栖は2分け3敗(勝ち点2)の6位で、最終節・甲府戦(31日、山梨中銀スタジアム)を前に予選敗退が決まった。

 B組のC大阪は神戸を1-0で下し、勝ち点14で首位に浮上して全日程を終えた。残り1試合の神戸が同12で2位、鳥栖に勝った横浜Mが同9で3位。甲府は新潟に2-0で勝った。

 A組の仙台は札幌に2-1で逆転勝ちし、勝ち点13のトップで全日程終了。2位のFC東京は柏に1-0で勝ち、1試合を残して同12とした。

■後半ロスタイムにPK献上

 鳥栖は一時同点に追いついたものの、終了間際に痛恨のPKを横浜Mに与えて敗れた。

 前半は守勢に回る場面が目立ったが、右サイドからのクロスに合わせたFWビエイラの23分のヘディングシュートはGK権田が好セーブ。守備陣が出足鋭い寄せで相手の攻撃を封じた。

 鳥栖は後半19分、ペナルティーエリア内でボールを奪われ、ビエイラに先制ゴールを決められた。その後、攻勢を強めた31分、DF三丸のクロスにFW富山が頭で合わせて追い付いたが、ロスタイムの47分にPKを献上。ビエイラにこの日2点目を奪われた。

■横浜Mの圧力こらえきれず

 5試合を戦って1勝もできず、わずか勝ち点2。鳥栖は最終節を待たずに1次リーグ敗退が決まった。けがから2週間ぶりの復帰戦となったFW豊田は「ホームではしっかり勝たないといけないのに…」と唇をかんだ。

 試合の流れはそれほど悪くなかった。1点を追う後半31分。「いいポジションが取れ、たたきつけるだけだった」とFW富山が振り返るように、DF三丸の左クロスを鮮やかに頭で合わせ、試合を振り出しに戻した。

 ただ、またしても終了間際に守りが乱れた。相手の圧力をこらえきれずPKを献上した。

 長丁場となるリーグ戦のことも念頭に、メンバーを入れ替えながら臨んできたルヴァン杯。フィッカデンティ監督は「結果は残念」とする一方、「ほとんどの選手を起用し、今後の戦いに向けてアイデアは明確になった」と語る。ルヴァン杯・新潟戦でゴールを決めたMF水野が、リーグ戦初出場となった14日の清水戦で価値ある同点弾を決めるなど、新たな戦力の台頭もあった。

 攻守にチームをけん引する豊田は「個々のレベルアップがもっと必要」と力を込める。まずは中2日で迎えるホームでの札幌戦。ルヴァン杯で得た教訓を、リーグ戦に生かしていく。

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