200回記念を迎え、より一層の葉隠研究への意欲を高めたフォーラム=東京・平河町の都市センターホテル

 東京で佐賀藩の武士道書「葉隠」を研究している「葉隠フォーラム」の200回記念の集いが東京・平河町の都市センターホテルで開かれた。県出身者ら約120人が参加し、1998年から毎月続けてきた勉強会の歩みを振り返り、「300回、400回を目指そう」と誓い合った。

 フォーラムは佐賀市三瀬村出身で東京県人会会長を務める弁護士の嘉村孝さんが主宰している。『葉隠論考』などの著書がある葉隠研究の第一人者で、毎月の勉強会では時代背景や県民性への影響など多角的に議論してきた。

 この日は、中近東文化センターアナトリア考古学研究所(トルコ)の大村正子研究員が遺跡の発掘調査の成果を解説した。嘉村氏は「現代に生きる私たちは、葉隠や土中の遺跡など過去から積み上げられた最上層に位置している。考古学的視点もヒントにして葉隠を将来に生かしていきたい」と強調した。

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