地域おこしグループメンバーの指導を受けながら巻き柿作りに挑戦する学生=佐賀市の佐賀女子短大

 佐賀女子短大食物栄養専攻の1年生25人がこのほど、伝統の「巻き柿」作りを体験した。栄養士を目指す学生たちが、同市大和町松瀬の地域おこしグループ「湛然(たんねん)の里と葉隠の会」メンバーの指導で、用意された約500個の干し柿を巻き柿に仕立てた。

 巻き柿は、種とヘタを取った干し柿を広げて年輪のように重ねて巻き、ひもで縛って仕上げたもの。1年寝かせて出来上がった巻き柿は、カリッとした食感と凝縮された上品な甘さがあり、茶席などで好まれる高級品だ。

 同短大では、地域の食文化を学ぶため、4年前から干し柿と巻き柿作りに挑戦している。昨年までは課外授業として実施していたが、今年から授業の中に取り入れた。同短大助手の松浦朋美さんは「栄養士はコミュニケーション能力が必要な仕事。こうして学外の方と交流する機会は、学生たちの将来に役立つ」と話す。

 体験した同短大1年の浅田彩華(あやか)さんは「干し柿の大きさがそれぞれ違うので、組み合わせて形を整えるのが大変」と話していた。

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