電気を直接ソーセージに流し、電熱で加熱調理するパフォーマンスを行った木村崇人さん=佐賀市本庄町の佐賀大学本庄キャンパス

 芸術を体験することで新しい発見や楽しみを創出する、佐賀大学芸術地域デザイン学部の特別イベント「発生の場」が21日から、同大学本庄キャンパスで始まった。初日は現代芸術家木村崇人さん(山梨県在住)がパフォーマンスを行い、学生や一般参加の約30人が新たな芸術表現に触れて楽しんだ。

 木村さんは「地球と遊ぶ」をテーマにした、自然現象を体で感じる体験型パフォーマンスアートで知られる気鋭の芸術家。この日は参加者とともにソーセージを一から手作りし、直接電流を流して、電熱で加熱調理する「100ボルト電撃調理法」を披露した。

 腸詰めした生のソーセージの両端にアルミ箔(はく)を巻きつけ、ケーブルをかませて並列つなぎに。合図と共に100ボルトの電流を流すと、次第に湯気と香ばしい匂いが立ち込めた。ホットドッグにして食べた参加者たちは、「ゆでたのとも焼いたのとも違う不思議な味」と、未知の食感を楽しんでいた。同学部1年の石丸圭汰さん(19)は「電気の特性を生かしてもっとたくさんのことができそう」と、パフォーマンスの可能性の広がりに興味を示していた。

 2月3、4日に新潟県の彫刻家冨井大裕さんによるアーティストトークとワークショップを同大学で、2月3~12日に関連企画「バズリアル展」をTojinシェアハウス(佐賀市唐人)で開催する。問い合わせは同学部総務、電話0952(28)8349。

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