諫早湾の開門調査実施を求める研究者でつくるグループが23日、有明海再生策を提言する環境省の有識者会議「有明海・八代海等総合調査評価委員会」に意見書を提出した。年度内にこれまでの議論を反映させた報告書を公表する方針に対し、諫早湾干拓問題や開門調査について十分審議することを要望している。

 グループは海洋学者ら7人で構成する「諫早湾開門研究者会議」。意見書では「根本的な原因と想定される諌早湾干拓の影響に関する検討がほとんど行われていない」と指摘、「報告の大臣提出を延期してでも、有明海再生のための根本的な原因解明と対策提示を行うべき」としている。

 この日、長崎大の東幹夫名誉教授らメンバーが佐賀県庁で記者会見し、「第三者機関として社会的責任を全うしてほしい」と訴えた。

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