■10~80代患者10人分

 佐賀大学医学部附属病院は25日、手術の様子を撮影した画像を保存したSDカード1枚を紛失したと発表した。20代の男性医師がカメラからカードを取り出し、電子カルテに画像を取り込んだ後、所在が分からなくなった。カードには10~80代の患者10人分の写真が保存され、顔写真も2人分含まれていた。

 医学部総務課によると、医師は13日午後10時ごろ、デジタルカメラで前日に撮影した手術の写真を、カードの読み取り機を使ってパソコン内の電子カルテに取り込んだ。16日午前8時ごろ、同じ医師が手術室にカメラを持ち込もうとしたところ、カードが挿入されていないことに気付いた。

 カメラは共用だったが、13~15日に使用された形跡はなかった。所定の棚に保管していたが、共用のため鍵はかけていなかった。医師はカードをカメラに戻したかどうかの記憶が曖昧だという。保存されていた画像の枚数は調査中。

 男性4人、女性6人の患者には経緯を説明して謝罪した。総務課は「電子カルテに取り込んだ後に毎回、カード内の画像を削除するなど運用を見直す。職員にも個人情報の管理を徹底させ、再発防止に努める」と話した。

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