県の担当者に再稼働容認の撤回を求める書面を手渡す市民団体のメンバー(奥の列)=県庁

 九州電力玄海原発3、4号機(東松浦郡玄海町)の再稼働に反対する4市民団体が25日、佐賀県の山口祥義知事に容認表明の撤回を要請した。半径30キロ圏を含む複数の自治体の首長や議会が反対を表明しており、知事が容認した理由など8項目を質問した。

 要請・質問書では、県民説明会などで反対意見が多かった実情を踏まえ、「住民の理解など到底得られたとはいえない」と指摘。知事が4月24日に表明した内容について、反対意見をどのように反映させたのかや、反対する首長らに説明するのかなどをただした。

 市民団体は「知事は『熟慮した』と言っているが、よく分からない。どう悩んだのか、中身が聞きたい」と強調。今年に入って提出した質問書に県からの回答はなく、「説明会でもそうだが、一方的に言わせっぱなし。伝言ゲームになるので、知事に会わせてほしい」と訴えた。

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