来春卒業予定で就職を希望する佐賀県内の高校生の就職内定率(11月末現在)は、前年同期比0・3ポイント増の90・8%で、5年連続で過去最高を更新した。求人倍率は0・17ポイント増の1・45倍で、3年連続で過去最高を更新している。佐賀労働局が27日まとめた。

 就職内定者は前年同期比1・0%増の2293人。県内就職希望者の内定率は88・0%で、県外の95・0%を下回ったものの、前年同期比で2・5ポイント上昇した。内定率が上がった背景には求人数の増加がある。県内のハローワークが受理した求人数は前年同期比13・7%増の3654人で、製造、医療福祉、建設などの求人が多い。

 佐賀労働局の担当者は「即戦力を求めていた建設、運輸などが一般求人で充足できないので、高校生を採用して育てる傾向が強まってきた」と分析する。県内の内定率が増えた背景は、「県内企業が求人票の提出を早め、地元で働きたい生徒に選択肢を示せた点が大きい」と説明した。

 未内定者は前年同期比8人減の231人。ミニ面接会などの開催で支援していく。内定率は1997年から現在の算定基準で調査している。

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