覚書を手にする(左から)産総研、九州シンクロトロン光、サガハイマットの各トップと鳥栖市長=鳥栖市役所

 九州国際重粒子線がん治療センター(サガハイマット)など鳥栖市に拠点を置く最先端の3施設と鳥栖市が23日、市役所で包括的な連携・協力について覚書を締結した。半年後をめどに連携テーマを設定する。

 産業技術に関わる国内最大の公的研究機関である産業技術総合研究所九州センターは1964年、同市に発足。その後、九州シンクロトロン光研究センターとサガハイマットが開設され、半径2キロ圏内に最先端の研究から応用・実施までの機関が集まる特別なエリアを形成している。

 今回は、この3者と地元自治体の鳥栖市が連携・協力することで、新たな技術開発や治療法開発などに結びつけていく狙い。連携テーマは今後決めることになるが、橋本康志市長は「新しい研究開発や創業、産業分野をつくっていくことになればありがたい。これからのアジアの世紀に、鳥栖から新たな産業が生まれることに強く期待している」と話した。

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