児童らをハイタッチで見送る俳優たち=佐賀市文化会館

 劇団四季の児童招待公演「こころの劇場」(劇団四季、佐賀市教育委員会など主催)が20日、佐賀市文化会館であった。佐賀市内の小学6年生約1700人が、ミュージカル「エルコスの祈り」を鑑賞。本格的な舞台の表現力に圧倒されながら、「信じること」「許し合うこと」の大切さを学んだ。

 「エルコスの祈り」は、劇団四季オリジナルミュージカル。1984年の初演以来、約1300回の公演を重ねている。近未来の問題児が集められた学園を舞台に、心を持ったロボット「エルリック・コスモス」が子どもたちの心を癒やし、大切な心を伝える。

 俳優の熱演に目を輝かせて見入っていた児童たち。カーテンコールでは大きな手拍子とともに、テーマソングを一緒に口ずさんだ。上演後は、俳優たちが児童らとハイタッチを交わしながら見送った。

 初めてのミュージカル体験だった山田春音さん(11)=思斉館小6年=は「エルコスのような許し合える心の優しい人になりたい」と感想を語った。俳優たちの歌やダンスに「すごく上手で楽しかった。また見てみたい」と感動した様子だった。

 「こころの劇場」は2008年にスタートした。本年度は、小学生約56万人を招待する予定。県内では30日に鳥栖市の児童約1200人を招待する。

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