年に一度、虹の松原の清掃保全活動に取り組む唐津商の生徒たち(提供)

 唐津湾沿岸に広がる特別名勝、虹の松原。日本三大松原に名を連ねるこの場所は、私たち唐津っ子にとって大事な故郷の風景の一つです。唐津商業高では、7年前から、毎年10月に全校生徒で虹の松原の清掃保全活動を行っています。

 今年度も秋晴れの空の下、唐津環境防災推進機構「KANNE」の皆さんとともに、生徒約480人が松葉かきをしました。松葉などをそのままにすると土壌が過栄養になり、雑草が繁殖して松の日照などを阻害してしまうのです。約1時間の清掃で、次第にきれいになる松原を見て、私たちもすがすがしい気分になりました。

 虹の松原は約216ヘクタールもあり、私たちが手入れできる面積はその一部。限られた時間でできることは僅かですが、少しずつ活動を継続することに意味があると思います。そのことが、私たちを育んでくれた唐津の町への恩返しではないでしょうか。

 大好きな唐津の景観を後世に残せるよう、この清掃保全活動を、学校の伝統として守り続けたいです。

(生徒会長・松本妃由( ひゅう ))

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