梅雨明けの強い日差しの中、九州北部豪雨の漂着物を撤去する作業員=20日午後、佐賀市の東よか干潟

 福岡管区気象台は20日、佐賀県を含む九州北部地方が梅雨明けしたとみられると発表した。梅雨明けは平年より1日、前年より2日遅い。県内は当初「空梅雨」傾向だったが、九州北部豪雨で7月上旬から大雨に見舞われた。有明海沿岸では照り付ける日差しの中、豪雨の漂着物を撤去する作業が続けられている。

 佐賀地方気象台によると、梅雨入りした6月6日から7月19日までの総降水量は、杵島郡白石町では平年の119%に上る640ミリを観測、佐賀市川副町では116%の558ミリに上った。6月の降水量は、平年の半分以下にとどまる観測点が多かったが、7月5日以降の大雨で増えた。

 JA佐賀中央会によると、収穫前のアスパラや小ネギが大雨で冠水する被害が出た。大豆の播種は適期に実施できたが、発芽不良が懸念材料の一つという。

 佐賀地方気象台は、21~23日は高気圧の影響で、最高気温が35度以上の猛暑日になると予想している。「水分を小まめに取り、汗をかいたら塩分の補給を」と熱中症対策を呼び掛けている。

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