窓口で旅行の相談に応じるスタッフ=佐賀市のJTB九州佐賀支店

■海外はハワイ、国内は有名テーマパーク

 夏休み期間に旅行に出掛ける人たちの予約が、佐賀県内でもピークを迎えている。今年は8月の「山の日」が盆休みと重なるため、まとまった休みが取りやすく、海外など遠方の旅行が人気を集めている。県内旅行各社によると、北朝鮮情勢や九州北部豪雨による渡航自粛やキャンセルなど目立った影響は見られないという。

 エイチ・アイ・エス(HIS)佐賀営業所では、今月上旬から駆け込みの予約が続いている。中でも海外旅行が人気といい、8月9~11日の福岡発ハワイ行きのチャーター便は約250人分が完売した。

 北朝鮮との緊張が高まる韓国への渡航については「旅行客の不安は薄れつつあるようで、昨年より2倍以上の予約をいただいている」と担当者。昨年就航した福岡空港のフィンランド直行便を利用したヨーロッパ方面への旅行も目立っているという。

 国内旅行は、有名テーマパークがある関東と関西の人気が根強い。九州圏内の旅行は「九州ふっこう割」がなくなり、前年よりも問い合わせは少なめだが、JTB九州佐賀支店は「九州旅行の潜在需要は高い。決して予約しやすい状況とは言えない」と話す。

 豪雨の影響で運休していた観光列車「ゆふいんの森」は15日から、小倉(北九州市)や大分経由で運転を再開している。日本旅行佐賀支店は「被災地周辺の建物被害は少なく、通常通り営業している宿泊施設も多い。正確な情報を頼りに旅行先を選んで」と話している。

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