耕作放棄地に設置された太陽光発電設備。パネルの下で原木シイタケの栽培を計画している=小城市小城町

 太陽光発電設備の設置・販売などを手掛けるアースアクト(佐賀市、筒井心社長)は、農地を活用して太陽光パネルを設置する「ソーラーシェアリング」事業を始めた。パネルを日よけ代わりにして新たにシイタケを栽培する計画で、売電と農業収入を同時に得る収益モデルを構築し、農家の経営安定をサポートする。

 小城市小城町の耕作放棄地に太陽光パネル200枚を設置した。設置面積は約600平方メートルで、出力255ワット。売電収入により、導入費用は6年ほどで回収できるという。

 パネルの高さは地表から約2メートル。通常よりも高い位置に取り付けて作業しやすくしたほか、光合成に必要な光だけ採光できるようにパネルの間に隙間も設けた。農業と発電を両立することで、農業以外の土地の転用を禁じた農地法にも抵触しないという。

 導入を決めた土地所有者の男性は「未利用地をうまく生かすことで生産性が高まる。直売所への出荷も目指したい」と話す。ソーラーシェアリングの問い合わせは同社、電話0952(37)5161。

このエントリーをはてなブックマークに追加