発音や英語での言い回しを学び、英語での観光ガイドを目指す英語ガイド勉強会=有田町の大山郵便局会議室

■外国人にも町の魅力伝えたい

 有田町内の名所や焼き物の魅力を観光客に紹介する60代から80代のガイド5人が、自主的に英語の勉強会を開いている。海外での日本文化への関心の高まりから、外国人来町者が増加したことに対応するためで、メンバーは「もてなしの心で町の素晴らしさを伝えたい」と「半世紀以上使うことがなかった」英語と格闘している。

 5人は有田観光協会のガイドに登録している。メンバーの岩崎数馬さん(67)の呼び掛けで「英語ガイド勉強会」を6月に立ち上げ、月2回ペースで集まっている。テキストには町の歴史や文化を平易な英語でまとめ、町内の女性グループ五葉会が中学生に配布した有田キッズ検定英語版を使っている。

 発音や文法はドイツ生まれの同町国際交流員で英語、日本語も堪能なマニュエル・サドフスキーさん(31)が指導。「オーケー」「グッド」と褒めながら年上の生徒の発音の手直しや会話的表現を教えている。

 18日にあった勉強会では、ガイドの一人がサドフスキーさんの助けを借りて、有田焼の陶祖・李参平の業績や李参平が開いた泉山磁石場についてまとめた英語での案内の発表もあり、仲間たちから拍手を浴びていた。

 最高齢の南善三さん(85)=同町本町=は「アジア諸国からの観光客も英語が分かる人が多い。片言でも説明できれば聞いてくれそう」と、サドフスキーさんについて発音を繰り返していた。

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