杵島郡大町町から町立病院を経営移譲される社団法人「巨樹の会」(武雄市、鶴崎直邦代表理事)は4月1日、「大町病院」を開院する。診療科目は内科など4科で週6日間開院する。

 診療科目は内科、整形外科、脳外科、耳鼻咽喉科。町が継続を求めていた眼科は医師が手当てできなかった。

 診療日は内科は月~土曜日の午前中で数日は午後も対応する。他の3科は週に2日、午後に診療する。入院施設は維持するが、夏から秋をめどに系列の新武雄病院(武雄市)に移すため、退院や転院の対応を進めている。病床を移した後は診療所になる。

 新武雄病院との間で運行を計画していた巡回バスは、人員輸送の法律上の問題について陸運局と相談している。検査対応などの患者搬送車両になる見通し。

 大町町立病院からは医師2人、看護師11人、技師5人、事務職員4人を雇用する。その他の職員は、希望して別の病院に移る人もいる。

 町立病院は、巨樹の会から経営移譲の打診を受けた町が、建て替えの必要性や経営環境の厳しさを考慮して譲渡を決めた。現況は、内科、眼科、外科、リハビリテーション科、耳鼻咽喉科、皮膚科、整形外科の7科で入院病床は60床。常勤医3人を含めた正職員は52人、臨時職員は10人。土地と建物を3億5000万円、医療機器などを730万円で譲渡する。

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