米ロボット開発会社が公開した四足歩行型ロボット。左後方はソフトバンクグループの孫正義会長兼社長=20日、東京都港区

 ソフトバンクグループが買収予定の米ロボット開発会社「ボストン・ダイナミクス」が20日、自律して動く四足歩行型ロボットを公開した。買収が決まってから国内では初のお披露目で、跳びはねたり、障害物を乗り越えたりする様子を披露した。

 ロボットはソフトバンクが東京都内で開いた法人向け年次イベントに登場した。「スポットミニ」という名称で、4本の足の関節が人間の足とは逆側に曲がっている特徴的な姿。背中から腕のような部位を伸ばして缶をつかみ、人に渡す繊細な動作にも成功した。

 孫正義会長兼社長はイベントで講演し「(人工知能が人間を超える)シンギュラリティーは必ずやってくる」と持論を展開した。優れた知能を持つロボットの開発を進める姿勢を強調した。

 ボストン社はもともと軍事用ロボットを手掛けていた。米IT大手グーグルが2013年に買収した後、今年6月にソフトバンクが買収で合意したと発表した。米当局の認可待ちで、買収完了時期は未定としている。【共同】

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