順調に生育した大梅「白加賀」。収穫が最盛期を迎えている=小城市小城町

 佐賀県内有数の梅の産地として知られる小城市小城町の牛尾梅林で、梅の収穫がピークを迎えている。開花後の2~3月の天候に恵まれ、生育は順調。同梅林を含むJAさが佐城地区では昨年を約14トン上回る63・6トンの収量を見込み、選別後に県内や関東などに出荷される。

 牛尾梅林は約12ヘクタールに7千本の梅が植えられている。24日には中山間地域の再生に取り組む住民グループ「ふるさと・夢つむぎネットワーク」(原田きよ代表)のメンバーが、3年前まで耕作放棄地となっていた場所で大梅「白加賀」を一粒ずつ丁寧に収穫した。

 JAさが佐城地区によると、昨年は1月下旬に猛烈な寒波に見舞われ、収穫量が落ち込んだ。収量アップへの農家の期待は高いが、高齢化の影響で管内のうめ部会メンバーは10年前の280人から107人に減り、生産量も半減しているという。

 担当指導員の赤瀬川智さんは「梅は健康増進につながる。夏バテ対策に使ってもらえれば」と消費拡大に期待する。同地区での収穫は6月中旬まで続き、出荷された梅は梅酒や梅干しに加工される。

このエントリーをはてなブックマークに追加