学びの集大成となる作品が並ぶ有田工業高の第48回卒業制作展=有田町の佐賀県立九州陶磁文化館

 有田工業高の第48回卒業制作展が24日、有田町の佐賀県立九州陶磁文化館で始まった。全日制のセラミック、デザイン、電気、機械の4科と、定時制・聴講生の計215人が、1年かけて取り組んだ学園生活の集大成約500点を展示している。29日まで。

 セラミック科ではろくろの技術を生かした白磁の大物花器や2種類の釉(ゆう)薬を使って猫を描いた器、鋳込み成型を使ったハイヒール型のアクセサリー入れなどを展示。柔軟な発想と身につけた確かな技術をうかがわせる。

 デザイン科は同町特産の戸矢カブのグッズなど地域の農産物や観光PRの提案を展開する。電気科はドローンの研究やセンサーを使ったマイコンカーなどを作った。毎年変わった自転車を製作する機械科は、キャンピングカー仕様の自転車を動画とともに紹介。老朽化した学校の階段の補修を手掛けるなど、それぞれの科の特色を生かした展示内容になった。

 26、27日は午前9時から、同館講堂でデザイン科とセラミック科が課題研究発表を行う。28、29日の午前10時と午後1時からは、選んだ棚田の写真に自作の句を入れたカードを作る「フォト句」と、Tシャツ形フォトフレームで写真を撮る「フレームチャレンジ」を行う。

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