講演で改革の現状などを語った久保千春・九州大学総長=唐津シーサイドホテル

 九州大学の久保千春総長が21日、唐津シーサイドホテルで開かれた唐津地区同窓会(深川ひろみ会長)の総会に出席し、伊都キャンパス訪問など交流を持つ唐津東中高の生徒や卒業生ら60人を前に、新設する「共創学部」など改革の現状を語った。

 久保総長は医学部教授で2014年10月、総長(任期6年)に就任した。伊都キャンパス(福岡市西区)への移転は最終段階に入り、来年度までに文系、農学系を含め対象学部の移転を終え、総数約1万9千人のキャンパスになると説明。「唐津から30分程度で、見に来てほしい」と述べた。

 産学官による取り組みでは唐津市と連携したマサバの養殖や燃料電池バスの実証実験を報告。来年4月開設予定の共創学部について「全学一丸となった文理融合教育で、社会的課題を考え、解決する人材を育てていく」とし、「当面、講義の3分の1は英語で行う」と方針を明かした。

 唐津東中高からは希望者23人が出席。高校1年の女子生徒は「(大学入試センター試験を課さないAO入試による)21世紀プログラムに関心を持った。幅広い選択肢の中から、やりたいことを大学で見つけたい」と話した。

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