荒牧名誉教授の講演を聴く、自治体職員や国の職員=唐津市東唐津のロイヤルホテル

■総会で国へ要請決定

 国直轄の河川事業に関わる105自治体が参加する「九州治水期成同盟連合会」の定期総会が24日、唐津市のロイヤルホテルであった。安全なまちづくりに向けて国に自然災害対策の予算を重点配分を求めることなどを決めた。荒牧軍治・佐賀大名誉教授の講演もあり、自治体職員や国の職員など約230人が耳を傾けた。

 峰達郎唐津市長が連合会の副会長を務めていることから、同市で開いた。峰市長は「熊本地震での土砂災害や豪雨による浸水被害などが九州各県で起きる中、快適な水辺空間を市民と一緒につくっていきたい」とあいさつした。

 講演は、構造工学を専門とする荒牧名誉教授が「想定外の災害に備える」のテーマで話した。1828年に発生し、佐賀藩で最大1万600人の死者を出したシーボルト台風や昨年の熊本地震などを例に挙げ、「我々の想定を超える激烈災害は必ず起こる。その上で自分たちに何ができるかを思い描いて」と訴えた。

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