■内部情報伝達役

 福岡市内にある佐賀銀行2支店に侵入し、うち1支店で現金5430万円を盗んだなどとして、建造物侵入と窃盗の罪に問われた無職猿渡丈広被告(32)=福岡市東区=の公判が26日、福岡地裁(森喜史裁判官)であり、猿渡被告は「(両事件とも)間違いありません」と起訴内容を認めた。

 起訴状によると、猿渡被告は昨年10月、元行員の吉田淳被告(42)=窃盗罪などで起訴=らと共謀し、福岡市城南区の干隈支店に侵入して現金5430万円を盗んだほか、昨年8月には男らと共謀し、盗み目的で東区の箱崎支店に侵入したとしている。

 検察側はこの日、侵入にとどまった箱崎支店の事件について冒頭陳述した。猿渡被告は、吉田被告が入手した職員専用出入り口の暗証番号や金庫などの内部情報を実行役に伝える役割だったと指摘した。

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