「陣跡近くで治部煮を食べて、戦国時代を感じてほしい」と話す藤元秀幸さん=唐津市鎮西町の道の駅「桃山天下市」

■道の駅「桃山天下市」の藤元秀幸さん(71)

 唐津市鎮西町の名護屋城跡の周辺には、諸大名の陣跡約130カ所が見つかっている。そのうちの一人である前田利家にちなみ、加賀藩(現在の石川県)の郷土料理とそばを合わせた「治部煮(じぶに)そば」を、同町の道の駅「桃山天下市」で28日午前11時半から開く「戦国鍋まつり」で振る舞う。

 「(利家も)故郷から食材を持ち込み、兵士と食べたのでは」と話すのは、企画した藤元秀幸支配人(71)。陣跡近くで食べることで「420年前に思いをはせて」とほほ笑む。

 城は秀吉が文禄・慶長の役(1592~98年)に、朝鮮出兵の拠点として築城し、辺りには全国の大名が集まっていた。「国の政治を決めていた場所が名護屋にあったことを知るきっかけにしたい」。今後は他の大名にちなんだ料理も出して、イベントのシリーズ化を狙う。

 厳木広瀬のそば打ち隊がつくるそばに、鶏肉やシイタケ、青菜などを煮た治部煮を合わせる。1杯300円で300食限定。会場では葉隠猿芸舎の猿回しもある。問い合わせは同道の駅、電話0955(51)1051。

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