県出身で初めてカヌーのフル代表に選ばれた大正大の佐藤光

■県出身初、カナディアン有望株

 神埼高出身でカヌースプリントの佐藤光(大正大3年)が、26日にハンガリーで始まったワールドカップ(W杯)のカナディアンペアに日本代表として出場している。「初めての世界大会なので感じるところは大きい。将来は五輪を目指したい」と飛躍を誓っている。

 佐藤は昨年度の大学選手権カナディアンシングルで2位。3月の海外派遣選手選考会はカナディアンペアで優勝し、同シングルで3位となった。佐賀県出身のカヌー選手のフル代表入りは初めてで、今回の代表選出により日本オリンピック委員会(JOC)の強化指定選手にも選ばれている。

 「もともと体力がなく不器用」と謙そんするが、周囲の意見を素直に取り入れながら熱心に練習を重ね、技術を向上させてきた。

 代表候補となった4月以降も、石川県で行われた合宿で外国人コーチからフォーム改善の指導を受け、カナディアンペアの代表選考基準タイムをクリア。「風がない中でも標準記録を切ることができた」と自信を深めている。

 出場するW杯は第2戦・ハンガリー(26~28日)と、第3戦・セルビア(6月2~4日)で、大学の先輩に当たる當銘孝仁(新潟県三条市体協)とペアを組んでいる。7月のU-23世界選手権、8月の世界選手権の出場も有力視されている。

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