相手DFの裏を突くのがうまく、龍谷の攻撃をけん引するFW日高諒也(中央)=2月の九州高校サッカー大会準々決勝・東福岡戦から

■2日開幕30競技31種目

 第55回佐賀県高校総合体育大会が6月2日から6日までの5日間、県内各地で開かれる。山形など南東北3県で開かれる全国総体出場を目指し、30競技31種目に48校から7486人が出場。2日の総合開会式に先立ち、サッカー男子1回戦5試合は28日に行われる。各競技の展望、有力チーム、選手を5回にわたり紹介する。

〈サッカー〉 【男子】37校が出場。新人戦を制した龍谷、同準優勝の佐賀学園、佐賀東、佐賀商などの激しい優勝争いが予想される。

 龍谷の攻撃をけん引するのはFW日高諒也と矢上駿。日高は相手DFの裏を突くのがうまく、矢上は両足から強烈なシュートを放つ。主将のMF横山順がゲームを組み立て、DF新城地大が体を張ったプレーで最終ラインをまとめる。

 2年ぶりの頂点を目指す佐賀学園はMF中島廉史が軸。独特なリズムで相手を翻弄(ほんろう)し、主将のMF東虎大朗とともに中盤を統率する。FW小田和博は柔らかなタッチで攻め込み、長身のDF武藤達希は球際の強さが際立つ。

 冬の全国選手権16強の佐賀東はDF中村恒介が守りの中心。山田昭汰、都渡倭の両サイドバックが攻撃参加し、FW中里知己の得点力に期待がかかる。佐賀商は主将のDF井手勝貴が最終ラインを統率。MF緒方大が攻守両面で献身的な動きを見せ、山田悠太、津上駿来の両FWが得点を奪う。

 新人戦で8強入りした清和、塩田工、唐津工、佐賀北も上位を狙う。

 【女子】神埼、武雄、佐賀女子の3校が出場する。8連覇を狙う神埼は、ドリブルが持ち味のMF池田真菜や突破力があるFW江口花乃子が攻撃をけん引。GK田中眞子、DF片渕優衣らの献身的な守備も光る。(松岡蒼大)

■ソフトテニス女子 清和V8目指す 

〈ソフトテニス〉 【男子】団体は23校が出場。4年連続の頂点を狙う塩田工に佐賀工、小城、鹿島などがぶつかる。個人戦は武富敦史・豊川瑞組(鹿島)を中心に横尾凌大・高塚涼介組(小城)、江口修次・山口拓冬組(塩田工)などが6位までに与えられる全国総体出場権を争う。

 【女子】団体は23校がエントリー。高い総合力で8連覇を期す清和を唐津商、嬉野などが追う。個人戦はハイスクールジャパンカップ県代表の為藤真夏・藤萌菜組を中心に清和勢が県の頂点を目指す。

〈体操〉 【男子】3校から計6人が出場する。団体・個人にエントリーする鳥栖工勢は平田藍吏が鉄棒で大技の伸身トカチェフに挑戦。跳馬が得意な手島克も地力があり、野口崇晴と籾井琉希がどこまで食い込めるか。個人には佐賀北の財部雄太、清和の浜崎由晟もエントリーする。

 【女子】鳥栖の6選手が団体2チームに分かれ、個人とともに競う。個人はオールラウンダーの3年橋本愛彩と、昨年中学生で国体出場した野口祐美賀が中心となりそう。

〈新体操〉 【男子】神埼清明から3チーム(2チームはオープン参加)が出場。全国選抜準優勝メンバーの川内藍都、野口勇人ら主力組はけがもなく、九州や全国を見据えて調整に余念がない。ロープとクラブを使う個人は2年の石橋侑也と1年生3人が出場する。

 【女子】佐賀女子、佐賀北、清和、牛津の4校が出場。団体はフープ、個人はフープとリボンを使う。団体40連覇中の佐賀女子は仙波紘佳や榎本夕菜ら全国大会経験メンバーのほか、昨年の福岡県中学総体個人で優勝した1年の枝折良空(しおり・らら)が加入し他校をリードする。個人は佐賀女子の仙波、榎本らが争う。

〈フェンシング〉 【男子】佐賀商と清和から6人がエントリーする。フルーレは体格を生かして試合を運ぶ佐賀商の杠星哉が2連覇を狙う。同校の古賀大幹、力をつけてきた双子の服部健人、将伍らが追う。

 【女子】フルーレに佐賀商の6人が出場。技の決定力がついた福永瑛美、身体能力が高い井手萌加ら3年に、技の組み立てがうまい岸川莉紗、野田美来、原田渉未ら下級生が立ち向かう。互いに手の内を知り尽くし、心理戦も鍵となる。

〈カヌー〉 男子は鳥栖工、神埼、伊万里農林の計28人がエントリー。カヤックシングルは平山碧人(鳥栖工)が最有力で、岸川謙太(伊万里農林)が追う。カヤックペアは全国中学大会の同フォア入賞メンバーである1年の久保山慶太郎・大岩佳稔(神埼)に注目。カナディアンシングルは谷崎晃登(伊万里農林)に力がある。女子は神埼と伊万里農林から3人が出場する。

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