C型肝炎治療薬ハーボニーの偽造品が見つかった問題で厚生労働省は25日、正規の箱に入らずに流通している製品は偽造の可能性があるとして、医薬品の卸売会社や医療機関、薬局で取り扱わないよう求める通知を都道府県や政令市に出した。

 ハーボニーの正規品は28錠入りのボトルが箱に収められているが、これまでに見つかった偽造品14本はいずれも箱に入っていなかった。厚労省は通知で、箱に入っていない製品があれば他の医薬品と区別して保管するとともに、こうした製品の在庫や販売履歴を調べ、見つかった場合は自治体に報告させるよう求めている。

 厚労省は17日、ハーボニーの偽造品が奈良県の薬局チェーンで計5本見つかったと公表。その後、この薬局の卸元に当たる会社など、東京都内の卸売会社2社の在庫からも計9本が見つかった。健康被害は報告されていない。【共同】

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