環境省は21日、南米原産の強毒アリ「ヒアリ」が、福岡市の博多港にあるコンテナヤードで見つかったと明らかにした。ヒアリが確認されたのは6都府県となった。今回、見つかったのは数十匹。すべて働きアリで、繁殖につながる女王アリや幼虫は確認されていない。

 ヒアリはコンテナヤードの舗装の亀裂にいた。周辺には、既にヒアリが定着している中国の南沙港から運ばれた複数のコンテナが置かれていた。

 環境省が6月30日に同じ場所を調査した際は見つからなかった。南沙港からのコンテナは、今回見つかった場所で7月12日以降に保管されており、環境省の担当者は「調査の後に来た可能性が高い」としている。

 福岡市が独自に実施していた生息調査で見つかった。数十匹はすべて殺虫剤で処理し、周辺に毒入りの餌を置く対応を取った。周辺の屋外では他に見つかっておらず、コンテナ内部を調べることも検討している。【共同】

このエントリーをはてなブックマークに追加