NIEの効果について報告する実践校の伊万里市黒川小・岩﨑達義教頭=多久市の小中一貫校東部校

 学校教育の場に新聞を生かす佐賀県NIE公開授業と実践校報告会が26日、多久市の小中一貫校東部校(古賀一哉校長)で開かれた。新聞を素材にした公開授業を行い、日本新聞協会から県内実践校として指定を受けている5校が教育効果を報告した。

 東部校9年1組の担任・古賀正明教諭は「新聞を通して社会的な課題を見つけ、解決しよう」と題した公開授業をした。古賀教諭は佐賀新聞の「タクシー突っ込み3人死亡」(2016年12月4日付)の記事を読ませ、事故を減らすにはどうすればよいか、と投げ掛けた。生徒は「自動車の改良」「公共交通機関の充実」など多様な解決策を考え、発表した。

 実践報告では指定校の教頭、教諭5人が年間を通した取り組みを発表した。教諭らは帰りの会で日直が気になった記事を紹介するなどして「社会に関心を持つ児童生徒が増えた」とNIEの効果を強調した。

 公開授業と報告会は、佐賀新聞など新聞6社と県教委、佐賀市教委、実践校などで組織する県NIE推進協議会(会長・大石達弘田代中校長)が主催した。

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