早稲田佐賀・森田直哉

佐賀工・嶋大輝

鳥栖・藤永日向

鹿島・福島隆志

 夏の甲子園をかけた第99回全国高校野球選手権佐賀大会は22日、佐賀市のみどりの森県営球場で早稲田佐賀-佐賀工、鳥栖-鹿島の準決勝2試合がある。4校はいずれもノーシードから勝ち上がり、4強にシード校が一つも残らなかったのは2000年以来17年ぶり。これまでの戦いから準決勝を展望する。

■22日の試合

【みどりの森県営球場】

 ▽準決勝

早稲田佐賀-佐賀工

(10時)

鳥栖-鹿島

(12時30分)

■ロースコアの接戦か

 好投手を擁する両者。ロースコアの接戦が予想される。

<左腕2人好調・早稲田佐賀>

 早稲田佐賀は制球力のある森田直哉、鋭いスライダーが武器の安在悠真の左腕2人が好調。3試合でわずか1失点と抜群の安定感が光る。対する佐賀工打線は打率2割4分6厘で、1試合平均4・5得点。中軸の山下航志、徳永章吾、好調の6番川副駿太らが攻撃の突破口を開きたい。

<佐賀工・嶋2試合完封>

 佐賀工の嶋大輝は4試合33イニングを担い、2回戦と準々決勝で完封。3回戦では延長12回を投げ抜く粘りを見せた。早稲田佐賀は1番小部純平が3回戦・佐賀西戦で2点本塁打を放つなど6安打5打点と好調。1試合平均の残塁が8・3とやや多く、打線のつながりが勝利の鍵を握る。

=早稲田佐賀戦績=

2回戦  3-1 東明館

3回戦  2-0 佐賀西

準々決勝 3-0 佐賀北

=佐賀工戦績=

1回戦  5-1 高志館

2回戦  9-0 伊万里(七回コールド)

3回戦  3-2 唐津工(延長十二回)

準々決勝 1-0 佐賀学園

■打線ともに勝負強さ

 2試合連続逆転勝ちと勢いに乗る鳥栖を鹿島の左腕福島隆志が抑えられるかが焦点になりそう。

<鹿島・福島体力に自信>

 福島は鋭くコーナーを突き、抜群のスタミナで3試合を完投。ここまで5失策のバックがしっかり守りたい。鳥栖は3回戦、準々決勝といずれも九回1死から逆転勝ちした。5盗塁と要所で足技も絡めており、3番内田龍生、5番高島海斗らが集中打を発揮したい。

<連続逆転で勢い・鳥栖>

 鳥栖は亀川嘉輝、中尾文治、寺澤神の継投か。4強の中で唯一無失策で、守備範囲の広い遊撃手藤永日向らがもり立てる。対する鹿島はリードオフマン川島泰博が6安打3打点とけん引。4番楠久信稔は打率4割4分4厘を誇り、下位打線も7番久島亮大が4打点と決定機を逃さない。

=鹿島戦績=

2回戦  5-3 武 雄

3回戦  3-2 唐津東

準々決勝 4-2 鳥栖商

=鳥栖戦績=

2回戦  2-0 北 陵

3回戦  3-2 唐津西

準々決勝 5-3 唐津商

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